卒業!入学!就職!…新年度に向かってご用意を!ハンコは必需品です。
さあ!コノチャンス!ご利用下さい!
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「昔ながらのよろずや文具店コタカ」…よろずや、つまり便利屋です。その一つ「ラミネート・パウチ加工」
このところ、大型のA2判を作成なさるお客様が大変増えました。有難いことです。
やってるところがあんまりない…とのことです。不思議ですが、人件費を考えると赤字となるらしいのです。
当店、店主が職人につき人件費はいらない…といったら婆さんに怒られましたが、まあそういうことでやってます。
いらっしゃいませ!お待ちしております!
詳細はこちら→ラミネート・パウチ加工
これはペナントリボンというのだそうです。
毛筆書き込みのご注文を戴いて、いい経験をさせて頂きました。
最初、単純に筆ペンで一筆書きで書き込めばできると考えてやってみました。
見事に失敗。ただの布ではなく、樹脂で固めてあって墨をはじいてしまうのです。
そこで、慎重に書き直せばいいと心得ましたところ、さあ大変、リボンが手に入らないのです。
スポ-ツ洋品店に行けば売っているものと簡単に思っていましたが、探し回った末、通信販売で手に入れるまで1週間かかってしまいました。
今度は慎重に墨を濃くしたり薄めたり…
結局、仕事としては赤字でも、いい経験となりましたし、お客様にも喜んでいただきました。
メデタシメデタシ…
戦後まもなくはガリ版刷りの年賀印刷。ガリ版?鉄板やすりに蝋原紙をのっけて、鉄筆でガリガリひっかいて書き込み、ローラーでインキを上からなすって紙に刷り込む…まあ説明はこんなところで勘弁して頂いて…
鉛の活字がいっぱいはめ込まれた棚柵から活字を選びだし、組板にはめ込んで作文する。活版組版をテキンという手漕ぎの印刷機ではがきに刷り込む…活版印刷。これ結構長く続いていました。
それから、タイプライター、そして写植による製版の時代を経て…
現在は、ご存知デジタル時代。
こんな印刷となっているわけです。
店のオヤジは、当初のガリ版時代からの生き残り老職人です。扱う機器は現代機器になりましたが、作業過程は手造りです。お客様のご要望を第一に、一品一品仕上げています。
もうこんな街の手造り印刷屋はなくなりました。
ス-パーなど今年は郵便局でも、賑やかに「年賀はがき印刷」のお客を呼んでいますが、みんな大手の窓口です。
昔は「年賀印刷」は街の印刷屋だけがやっていました。手間がかかるのと小回りなので、大手は関心なく、すべて下請け回しでした。
仲間がいなくなって、いささか寂しい想いです。
オヤジさんと若い助手職人、あるいは家族で作業をしている小さな印刷屋です。職人かたぎのオヤジさんが零細印刷物を丁寧に手造り作業で仕上げていました。
その「街の印刷屋」はほとんどなくなってしまいました。ご存知、時の流れという「流通とIDのイノベーション」の影響の一環でしょう。
現在、スーパーや街中でみられる「喪中・年賀・名刺印刷」の看板は、ほとんど大規模印刷会社・工場の窓口の表示です。
昔は、喪中・年賀・名刺などは小物といわれ、街の小さな印刷屋の仕事でした。
手で活字を選択し組み込んで版を作り、手動のテキンという小さな印刷機ではがきなどの用紙に一枚づつ刷り込む。まさしく手造りでした。
さすがに活字組版やテキン印刷はしておりませんが、PCや毛筆筆耕で一つ一つ版を作り、一枚ずつプリントして仕上げている工程は手造り作業です。
この当店手造り作業の利点は、
①単品零細作業なのでお客様の細かいご要望にお応えできること。
②料金は作業工賃のみなので、スーパーなど窓口料金より低額なこと。
お待ちしております。
お問い合わせはご遠慮なく、お電話でどうぞ!
TEL・FAX 08-432-5062