先日近所に火事がありました。
居合わせた人々が消火器などで対応しつつ、どなたかが緊急通報したそうです。
火は衰えず、皆さん懸命に消火に努める中、消防車の到着がすごく遅いと感じられたそうです。
私が駆けつけた時には消防車はすでに到着して盛んに放水していました。
待つ時間は長く感じるもの。3分待つインスタントラーメンの長いこと。
きっと消防車の到着はそんなに遅くはなかったのだろうとは思いました。
何台もの消防車の放水で間もなく火は消し止められました。
親しい方のお宅でした。外壁を残して全焼の惨事。茫然自失の状況におかけする言葉もありません。
でも…ご家族みなさん無事。
そして、隣家への類焼は防げて自家だけの災害に、「よかった」とおっしゃった奥さんの言葉。
まさしく不幸中の幸い、の思いがありました。
そしてまた思いもかけず、その奥さんからすぐにハンコ作成のご依頼を受けたのです。
家財を持ち出す時間もなくすべて焼失してしまって、身の回り品の支援を受けながら、実印の焼失に気が付かれたそうです。
各種の書類にすぐに必要になるのは確実です。
出来るだけ早く作成して再度登録して印鑑証明を得なければなりません。
「印刷・ハンコ・文具のコタカ」昔ながらの看板の下に商いをさせて頂いている店のオヤジが、改めてハンコの大切さを教えられました。
思いもかけぬ災厄、しかし再起を図るハンコ作成。ガンバッテください!