“2017年6月”の記事一覧

雨の日の植木の水やり

梅雨…古来連綿と続く長雨の季節。
街の商店にとっては客足の遠のく鬱陶しい迷惑な季節です。
全国の農家にとっては有難い大切な季節、つまり日本の「自然」にとって絶対に必要な季節です。

こんなTVドラマがありました。
長雨が続くある日の江戸城の庭園シーン。
将軍 徳川家茂が、傘を差しながら「庭木」に水を注いでいるシーン。

長雨が続くある日の当店でも、
我が家のバアサンが、合羽を着ながら「植木鉢」に水を注いでいるシーンがありました。

「ドラマの将軍家茂」は、深い悩みの葛藤する心理の表現らしく、「認知症」になってしまった、という表現ではないようでした。
うちのバアサンも「認知症」ではありません。有難いことに元気そのもの。「葛藤する心理」もありません。

ではなぜ?{雨の日の植木の水やり」
植木鉢の大半は店内にありました。雨が降ろうが風が吹こうが関係なく、人様がどう見ようが関係なく、いつもの通り植木鉢は水が欲しいはずです。「水やり」は「思いやり」です。

「思いやり」…

近年、老人社会となり「認知症」の方々も多くなりました。かく言う私も甚だしき老人で、何時かは…の恐れもついて回ります。
鬱陶しいとはいっても、梅雨の長雨は必然の季節。「認知症」ましてや老人社会も必然というべきでしょう。
人々皆、お互いに「思いやり」の気持ちを大切にして行きたいものですねえ。

 

 

昔も今も変わらぬもの

昔も今も変わらぬもの…毛筆書きの賞状・感謝状・表彰状・各種証書…毛筆・肉筆その存在感!

近頃はやりの、PC入力プリントアウトの状書類と比べてみれば…歴然です。

現代は、確かに各種の分野で発達した見事な製品をいわゆる文明の利器で、簡単に作れる時代です。
でも、やはり、より一層、志や情感を込めたいものは、「手造り製品」となります。きっと「世界にひとつ」という貴重な感覚が伝搬されるのでしょう。

今日も感謝状を書かさせて頂きました。全面毛筆書き込みです。

ところが、書き終わって気づきました。
感謝状を入れる「丸筒」のA3判用の在庫がなくなっていたのです。すぐに買いに出かけました。そして慌てました。どこにも売っていないのです。なにしろ街には「文具店」がない(当店コタカは昔ながらの文具店なのですが)。スーパーの文具売り場・100均店・雑貨店…

結局、お客様にお詫びして時間を頂き、問屋に注文して取り寄せました。

「丸筒」がなかったのは、今時の商店としては当たり前で、売れないものは置きません。しかし、当店にとっては必須な商品で、しかも昔の「文具店」には必ず置いてあった商品でしたので、簡単に「あるもの」と思ってしまいました。

昔と今は、どうも、変わってしまったものの方が多いようですネ。

6月1日…落着の季候(とき)

このところ、暑夏のごとき季候(とき)となりまして早くも夏バテの有様です。
本日、6月1日。6月は本来暑くもなく寒くもない落着の季候。就職・進学・転任・転居など、もろもろの移動のトキを越えて、ようやく落着しようとしている落着のトキでもあります。
で…今日、プレートの名入れのご注文が3件もありました。
そうです、表札です…イロイロな。
落ち着いたので、マンションのドアに、郵便受けに、門柱に…。
お急ぎの方がいらしたので、プレートシール張り込みの工法で、30分で作成して、喜んでいただきました。
PCで製版してフイルムシールにプリント、そのシールをプレートに張り込んで作成するものですぐ出来てしまいます。
費用も500円程度。
やっぱり、彫刻プレートがいいには違いありませんが…。
そしてまた、木製・毛筆書き表札…がやっぱりいいと思うのは、私が爺職人だからでしょうか。

 

御挨拶…「コタカ店主職人、小高英二」でございます。創業以来70余年、埼玉県蕨・川口・戸田・浦和の接点、蕨市北町で店舗営業しております。
時の流で、街の文具店は全滅。当店、川の流れに竿さして「よろずや文具店」と銘打って永い間の修練の手造り品目をメインに頑張っています。HPご視聴の皆様をはじめ、皆様から「継続の力」を頂き、感謝をこめて、力を尽くす所存でございます。
ご相談やお問い合わせを、お電話でもメールでもぜひお寄せください。
職人店主が永年のキャリアをもとに、ダイレクトにご応答させて頂きます。
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