ちとおおげさなタイトル…ですが
「一昔前の若人の重厚な姿勢」対する「現代の若人の軽やかなセンス」。
このところ毎日のように、秋のプライダルにむけて、「招待状毛筆宛名書き」「席名札毛筆書き」を承っています。
で、毛筆筆耕職人の爺が、生き生きとしたこれから門出するお若い方々に接して、感じること。
日本、大丈夫だあ!
カテゴリー:お知らせ
当店「コタカ」は、もともと文具店。50年ほど前の創業当時は、小・中学生のお客様が毎日大勢来てくれました。ですから、いつも30種類ぐらいの学習帳を取り揃えて、在庫切れがないように注意していました。
川の流れのように、時は流れて…ですが時代の流れは、川の流れと違って大変化。少子化・物流・IT・通信販売・大型店・100均店…街の文具店は全滅しました。
当店「よろずや」として、印刷・ハンコ・毛筆筆耕・プリント・コピー・ラミネート・プレート…など、手仕事職人作業を承って生き残っております。いや結構繁盛させて頂いております。このHPをご覧頂いたお客様に支えられているのです。いつも感謝感激しております…本日
学習帳が売れました。ジャポニカ理科と社会と国語12マス学習帳。絶版ものとか。
懐かしかった!嬉しかった!文具屋でした!
毎日、ご注文をお受けしています。毛筆筆耕…
実は、ご注文を頂きながら、書きながら、これでいいのかと…キレイです。イイです。と言っていただきながら…
やっぱり、毛筆は、昔ながらの「書道」が基本。「筆耕」といえども「毛筆の扱い方が基本」。
書道として、お役立ちのできる手法としての筆耕、でも…
大和字の基本は筆にあり!ハイ…。
だからモットモット筆を手にして書を学ばなければ!
アーア、私84歳。でも、死ぬまでやりたいです!
うち文具店。
この間、探し物していたら、書道ケースの棚の奥から埃だらけの筆ケースが出てきました。
2000円のラベルが貼られた太筆5本。40年前の太筆です。
なんともありません立派な物。日本の筆職人の姿が目に浮かびました。